WEMAKE SEMINAR 2026.09.16
自分専用の
テンプレートを作ろう
AIと私が、うまく仕事をするための1枚。
書けば書くほど、自分のものになっていきます。
本日はご参加いただき、
ありがとうございました。
WHAT IS THISこれは、何をするものか
AIに毎回イチから説明しなくて済むように、一度だけ書いて、貼っておく1枚です。
ChatGPTなら「カスタム指示」や「プロジェクト」、Claudeなら「プロジェクト」、Geminiなら「Gems」——呼び名はサービスによって違いますが、中身は同じものです。無料プランをお使いの方は、この1枚をコピーして、毎回いちばん最初に貼るだけで同じことができます。
大事なこと。この1枚は、書いて終わりではありません。
使ってみて「ちょっと違う」と思うたびに、1行ずつ足していく台帳です。このあとの「育て方」が、この資料のいちばん大事なところです。
SHEETまずは、この4つを埋めます
全部埋まらなくて大丈夫です。1つ書ければ、もう効きます。
書いた内容は、この端末の中だけに残ります
「合格の条件」、迷ったらこの中から選ぶ
何も思いつかないときは、下の5種類から自分に近いものを1〜2個選んで、そのまま書き写すだけで大丈夫です。
| 種類 | たとえばこんな言い方 |
| 長さ | 1文は60字まで/メールは10行以内/結論は最初の1行で |
| 敬語・トーン | です・ます調で/もっとフランクに/絵文字は使わない |
| 構成 | 結論から書く/箇条書き中心にする/見出しをつける |
| 言葉づかい | 専門用語は使ったら( )で言い換える/カタカナ語を避ける |
| 読み手への配慮 | 読んだ人が次に何をすればいいか分かる/初めての人にも分かる |
キレイな文章にしなくて大丈夫です。思いついた言葉を、箇条書きでメモするだけで十分です。次のページの記入例を見ながら書けば、5分で終わります。
EXAMPLE記入例
オンライン秘書のお仕事をされている方の例です。
私の仕事
オンライン秘書として、個人事業主の方の事務とSNS運用を代行しています。
クライアントは40〜50代の方が中心で、ITは得意ではありません。
私の言い回し
「先に結論からお伝えします」
用件は結論から。前置きは1行まで。
合格の条件
- 1文は60字まで
- 読んだ人が、次に何をすればいいか分かる
よく使うお題
1. クライアントへの進捗報告メール
2. SNS投稿の下書き
3. 打ち合わせメモの議事録化
ほかの業種なら、こんな書き方になります
「私の仕事」と「合格の条件」だけ、書き方の目安を並べました。自分の業種に近いものを参考にしてください。
| 業種 | 私の仕事(例) | 合格の条件(例) |
| エステ・サロン | 個人サロンでフェイシャルを提供。お客様は30〜50代女性、リピーターが中心。カウンセリングを大事にしている。 | 専門用語(成分名など)は言い換える/売り込みすぎない/読んで安心できる文章にする |
HOW TO GROW育て方
ここがいちばん大事です
最初に書いた1枚は、まだざっくりです。使ってみて「思ったのと違う」と感じたら、その気づきを1行だけ足します。それだけで、次から精度が上がります。
実際に埋めるとこうなります
私の仕事
オンライン秘書として、個人事業主の方の事務を代行しています。
※ 上のボタンで、実際に書き込む様子をアニメーションで再現しています。むずかしい操作は映っていません。
実例1|「私の言い回し」を足していく
セミナー当日に書いた1枚 → 1週間後
はじめに書いた
「お世話になっております」から始めます
使ってみて気づいた
出てきた文章が、なんだか硬い。
自分はもっと砕けて書いているし、前置きも長くない。
1行足した
「お世話になっております」から始めます
+ 用件は結論から。前置きは1行まで
+「〜させていただきます」は1通に1回まで
実例2|「合格の条件」を言い換える
ぼんやりした言葉は、AIに伝わりません
使ってみて気づいた
毎回ちがうものが出てくる。
「読みやすい」が、私の思っている意味で伝わっていない。
書き直した
・1文は60字まで
・箇条書きは3つまで
・専門用語を使ったら、そのあとに( )で言い換える
実例3|「私の仕事」に、相手の情報を足す
誰に向けているかが抜けていると、一般論になります
使ってみて気づいた
教科書みたいな文章になる。
誰に向けて書いているかが、AIに伝わっていない。
足した
オンライン秘書をしています
+ クライアントは40〜50代の個人事業主が中心
+ ITは得意ではない方が多い。専門用語は避ける
足すときのコツは、ひとつだけ。
「なんか違う」で止めずに、何がどう違ったのかを一言にすることです。
硬い → 前置きを短く/長い → 1文60字まで/他人事っぽい → 相手の情報を足す
FIND YOUR VOICE「私の言い回し」が書けないとき
ここで手が止まるのが普通です。自分の癖は、自分からは見えません。AIに探してもらいましょう。
ふだんの文章を、3〜4本そのまま貼る
すでに送ったメールやチャットで大丈夫です。個人情報や社名は消してから貼ってください。
特徴を挙げてもらう
下の指示文をそのまま使えます。
出てきたものを、自分で仕分ける
ここが大事です。返ってきた特徴を、全部そのまま入れないでください。
下のCOPYボタンを押して、AIのチャット欄に貼るだけです。自分で考える指示文はありません。
次の文章は、私がふだん書いているものです。
この人の文章の特徴を、箇条書きで5つ挙げてください。
- よく使う言い回し
- 一文の長さの癖
- 敬語の強さ、距離の取り方
推測が入るところは「推測」と書いてください。
(ここに自分の文章を3〜4本貼る)
たとえば、こんな感じで返ってきます。
- 結論を先に言う傾向がある
- 一文が短め(20〜30字ほど)
- 「〜ですね」「〜かなと思います」など、断定を避ける言い回しが多い(推測)
ここから「残したい部分」だけを選んで、指示書に書き写します。全部は入れません。
WHERE TO PUT作った1枚の置き場所
| お使いのプラン | 置き方 |
| 無料プラン | Googleドキュメントやメモアプリに保存して、毎回いちばん最初にコピーして貼ります。手間はかかりますが、効果は同じです。 |
| 有料プラン | 毎回貼らなくていい場所があります。ChatGPTならカスタム指示やプロジェクトの機能です。設定のやり方は、そのままAIに聞いてください。 |
どのAIを使えばいいですか? という質問をよくいただきますが、どれを使っても作業自体は同じです。
なので、いま使っているものから、しっかり使い込むことをやってみてください。
使っているうちに、自分に合う・しっくりくるやり方が、きっと見つかるはずです。