SEMINAR GIFT

自分専用AI指示書テンプレート

2026年9月16日「AIへの頼み方が変わる90分」にご参加くださった方へ。当日その場でつくった1枚を、これから育てていくための道具です。

WHAT IS THISこれは、何をするものか

AIに毎回イチから説明しなくて済むように、一度だけ書いて、貼っておく1枚です。

ChatGPTなら「カスタム指示」や「プロジェクト」、Claudeなら「プロジェクト」、Geminiなら「Gems」——呼び名はサービスによって違いますが、中身は同じものです。無料プランをお使いの方は、この1枚をコピーして、毎回いちばん最初に貼るだけで同じことができます。

大事なこと。この1枚は、書いて終わりではありません。
使ってみて「ちょっと違う」と思うたびに、1行ずつ足していく台帳です。3ページ目の「育て方」が、この資料のいちばん大事なところです。

SHEETまずは、この4つを埋めます

全部埋まらなくて大丈夫です。1つ書ければ、もう効きます。

私の仕事
誰に・何を届けているか。3行くらい
私の言い回し
自分らしい表現の例。書けないときは4ページ目へ
合格の条件
「これでOK」と言える条件を3つ
よく使うお題
いちばん頻繁にAIに頼みたい仕事、ベスト3

EXAMPLE記入例

オンライン秘書のお仕事をされている方の例です。

私の仕事
オンライン秘書として、個人事業主の方の事務とSNS運用を代行しています。
クライアントは40〜50代の方が中心で、ITは得意ではありません。
週1回の定例で進捗を共有しています。
私の言い回し
「先に結論からお伝えします」
「1点だけご相談です」
用件は結論から。前置きは1行まで。
合格の条件
  • 専門用語を使ったら、そのあとに( )で言い換える
  • 1文は60字まで
  • 読んだ人が、次に何をすればいいか分かる
よく使うお題
1. クライアントへの進捗報告メール
2. SNS投稿の下書き
3. 打ち合わせメモの議事録化

HOW TO GROW育て方 — ここがいちばん大事です

最初に書いた1枚は、まだざっくりです。使ってみて「思ったのと違う」と感じたら、その気づきを1行だけ足します。それだけで、次から精度が上がります。

実例1|「私の言い回し」を足していく

セミナー当日に書いた1枚 → 1週間後
はじめに書いた
「お世話になっております」から始めます
使ってみて気づいた
出てきた文章が、なんだか硬い。 自分はもっと砕けて書いているし、前置きも長くない。
1行足した
「お世話になっております」から始めます + 用件は結論から。前置きは1行まで +「〜させていただきます」は1通に1回まで

実例2|「合格の条件」を言い換える

ぼんやりした言葉は、AIに伝わりません
はじめに書いた
読みやすいこと
使ってみて気づいた
毎回ちがうものが出てくる。 「読みやすい」が、私の思っている意味で伝わっていない。
書き直した
・1文は60字まで ・箇条書きは3つまで ・専門用語を使ったら、そのあとに( )で言い換える

実例3|「私の仕事」に、相手の情報を足す

誰に向けているかが抜けていると、一般論になります
はじめに書いた
オンライン秘書をしています
使ってみて気づいた
教科書みたいな文章になる。 誰に向けて書いているかが、AIに伝わっていない。
足した
オンライン秘書をしています + クライアントは40〜50代の個人事業主が中心 + ITは得意ではない方が多い。専門用語は避ける + 週1回の定例で進捗を共有している
足すときのコツは、ひとつだけ。
「なんか違う」で止めずに、何がどう違ったのかを一言にすることです。
硬い → 前置きを短く/長い → 1文60字まで/他人事っぽい → 相手の情報を足す

FIND YOUR VOICE「私の言い回し」が書けないとき

ここで手が止まるのが普通です。自分の癖は、自分からは見えません。AIに探してもらいましょう。

  1. ふだんの文章を、3〜4本そのまま貼る すでに送ったメールやチャットで大丈夫です。個人情報や社名は消してから貼ってください。
  2. 特徴を挙げてもらう 下の指示文をそのまま使えます。
  3. 出てきたものを、自分で仕分ける ここが大事です。返ってきた特徴を、全部そのまま入れないでください。
次の文章は、私がふだん書いているものです。
この人の文章の特徴を、箇条書きで5つ挙げてください。
- よく使う言い回し
- 一文の長さの癖
- 敬語の強さ、距離の取り方
推測が入るところは「推測」と書いてください。

(ここに自分の文章を3〜4本貼る)
いまの自分の文章が、そのままゴールとは限りません。
返ってきた特徴の中には、残したい癖と、本当は直したい癖が混ざっています。
そのまま全部を指示書に入れると、直したい癖まで固定されてしまいます。
残したいものだけを選んで書き写す。これも「育てる」の一部です。

お手本にしたい文章があるとき

「この方みたいに書けたらいいな」という文章があれば、それも一緒に貼ってこう頼めます。自分の現在地と、行きたい先の両方を渡すやり方です。

Aは私がふだん書いている文章、Bは私が目指したい文章です。
AとBの違いを5つ挙げて、
「Aに足すと、Bに近づくもの」を3つだけ選んでください。

A:(自分の文章)
B:(お手本の文章)

WHERE TO PUT作った1枚の置き場所

お使いのプラン置き方
無料プランGoogleドキュメントやメモアプリに保存して、毎回いちばん最初にコピーして貼ります。手間はかかりますが、効果は同じです。
有料プランプロジェクト機能やメモリに置いておくと、毎回貼らなくてよくなります。ChatGPTなら「カスタム指示」「プロジェクト」、Claudeなら「プロジェクト」、Geminiなら「Gems」。
その先自分専用AI(GPTsなど)を作ると、この1枚を入れた状態のAIを人にも渡せます。まずは上の2つで十分です。
どのAIを使えばいいですか? という質問をよくいただきます。
どれを使っても、やることは同じです。上の表のとおり呼び名が違うだけなので、いま使っているもので始めてください。

NEXT慣れてきたら

1枚が育ってきたら、用途ごとに分けると、さらに速くなります。

分け方中身の違い
メール用言い回しと敬語の強さを厚めに
資料・投稿用合格の条件(文字数・構成)を厚めに
調べもの用範囲と出典のルールを厚めに

さらにその先に、クライアントごとに1枚ずつ持つという使い方があります。相手ごとに何が変わるのかが見えてくると、ヒアリングで何を聞けばいいかが先に分かるようになります。